長老たちを見つめて
朝の揖斐線・伊自良川橋梁を行く３連列車（ク2320＋モ750＋モ750）。ラッシュ時間帯は収容力にものを言わせる、旧型車たちの活躍の時間！！（96･12･21撮影）
【モ５１０形と出会ったあの時】
５１０形にはじめて出会った時の事は、今でも 鮮明に覚えています。
車体に綺麗に打ち付けられたリベット、楕円形 の戸袋窓に「名鉄には、まだこんな電車が走っていたんだ！！」と子供心なが
らに興奮したものです。
あれから何年経ったことでしょうか。
この間に、５１０形の先輩格であった５２０形 が消滅、５１０形も一部の同僚が消滅、そして主力は７７０形へと移項・・・
「時の流れはこうも状況を一変させてしまうの か・・・」と、揖斐線を訪れる度に痛感させられます。
しかし、３両だけになったとはいえ、残った５ １０形たちの活躍がある限り、あの時の感動の対面は、私の心からは消えませ
ん。
頑張れ！！ ５１０たちよ！！
お役御免はまだ早いぜ！！